ペットボトルロケットの構成とダミータンク
ペットボトルロケットの製作に必要な部品と工具類は次の通りです。炭酸飲料用の1.5リットルのペットボトルが5本、ポリエチレントップ、噴射口、幅2cmほどのビニールテープ、幅4～5cmの両面テープ、油性のサインペン、大型のホチキス、大型のカッターナイフ、ハサミ、ペンチ、ローラーまたは木片、そして定規です。
5本のペットボトルは、それぞれダミータンク、エンジンタンク、スカート、そして羽根に2本使用します。ダミータンクとエンジンタンクを2本組み合わせることで、ペットボトルロケットの本体が構成されます。
スカートは羽根が付く土台となる部分であり、羽根をつけた後に本体の下部に装着します。羽根はペットボトルロケットのコントロールに重要な役割をする部分であり、同じものを4枚作ります。
最初にダミータンクを作ります。ペットボトルの底から5cmほどの成型線の所まで切ります。最初は成型線から底側1cmくらいの所を、カッターナイフで大まかに切ります。切り取った底側の部分は不要です。そしてハサミを使用して成型線に沿ってきれいに切っていきます。この時、ハサミの位置は固定しておき、ペットボトルの方を回転させながら切っていくと切りやすいですし安全です。これで底側は完成です。
次は注ぎ口側を切ります。注ぎ口から2cmくらい下の所を切ります。切り取った部分に、長さ1cm～1.5cm、8個所の切り込みを入れます。そして、切り込みを入れた部分を内側に折り込みます。これでダミータンクは完成です。次はエンジンタンクを作ります。